第7講座 『産褥サポートの心得』  講師 大西由希子氏

赤ちゃんとの生活
初めてお母さんになるという体験は、試行錯誤の連続でマタニティブルーにもなりやすく、「これでいいんだ」という自信がつくまでの道のりは長い
また、生活リズム・生活行動・家族関係・社会関係などの変化による不適応・不安・育児ノイローゼ・夫婦関係の悪化などが起こりやすくなる

出産前後の母親の心と体
この時期に母親は「他人に甘える・依存する」経験をたっぷりすることが大事であり、それが赤ちゃんへの愛着に繋がる(ゆとりができる)
身体への影響には注意を払い、必要であれば専門医(例 肛門科・助産婦など)を勧めたり、話を聞くことにより心の解放をはかることが重要である

赤ちゃんの発達
赤ちゃんは産まれた時からすでに目も見え耳も聞こえ匂いもわかる
もう一己のりっぱな人格を持ち性格もある
何より「全身でお母さんを愛するためのプログラム」が遺伝的に組み込まれている
          
母性を引き出す鍵を持って産まれる

おっぱいと育児
母乳は出るもの・出せるもの
母乳を飲ませることが可能な母親には「母乳育児」を勧める
          
育児の基本・強く深い絆
食事にも十分に留意し、なるべく粗食を心がける(和食中心)
断乳前はしっかりスキンシップを行い、上手に「バイバイ」に持っていく

産褥期のサポート
主な不安内容:飲んでくれない・寝てくれない・泣き止まない・育児書通りにいかない
その時、父親は?
妻へのサポート家事・沐浴・おむつ交換・ミルクなど
             精神的なもの・・・夫婦仲良くする
子どもへのサポート子どもの社会化へ向けての育児(社会で生きる力を付けさせる)

お母さんたちへのメッセージ
・慌てない・あせらない・比べない・頑張り過ぎない
 子どもは抱いて育てましょう(抱き癖はない・スキンシップは重要)
・「考える」より「感じる」を大切に
・どうしても「子どもを愛せない」時はひとりで抱え込まずに相談を!
 (夫・友人・助産婦・そして子育て支援ワーカーズに)

子育て支援関係者へ
・子育てを頑張っていないお母さんはいない
 頑張りすぎて苦しんでいる母親の心の中にある深い辛い思いに耳を傾けて理解してあげてほしい

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